日本料理の特色の一つとして、「季節感」ですね。
日本は、海に囲まれ暖流と寒流が寄せてくることから春夏秋冬それぞれの
季節に種々の海の幸、山の幸が取れます。その四季折々の素材の持ち味を
極限まで生かす日本料理が生まれたのは、まさにこの自然の恵みによると
ころでしょう。
今月は、新鮮な素材を余り手を加えず料理し、魚は一切養殖ものは使わな
いという豊島区にある江戸前料理・なべ家へ行きました。

JR山手線大塚駅徒歩3分の所にある、日本建築のお店なべ家。
部屋は5部屋、全て和室、その店内は閑静な落ち着きを備え
しばし都会の喧騒を忘れられる唯一の場所でもあります。
客層は、家族連れ、少人数の食べ歩きグループ、報道、広告
出版会社の方、医師の方など幅広い方々が利用しているお店
です。
さて、なべ家に5月のお勧めメニューを伺いました。
木曽川産の五月(さつき)鱒。かの魯山人が激賞した魚だそうです。
5月一杯の漁期で獲れぬ日もあり、年々収穫量は減っている
との事。昔から最高級店でしかお目にかかれぬ魚が、ここ
なべ家でさりげなく繊細な旬の料理に耳をすましながら
ゆっくりと舌鼓出来るなんて、とても感動しました。
是非、貴方も足を伸ばして行ってみてください。


●春 ねぎまコース ¥15,000(税・サービス別)
新鮮な大トロを惜しげもなく煮込み、 濃厚でありながらあっさりといただけます。ねぎと春野菜のセリ・ウド等と一緒にお召し上がっていただきます。

●江戸前・たまご焼き
甘辛くしっかり焼き込まれた江戸前の卵焼き。
噛みしめるとだしの味が口に広がり、お酒の肴
にもなりそうな"粋"が香る一品。

▲じっくり焼き込んで
少し焦げめをつけた仕上がり

●夏 天然鮎コース ¥15,000(税・サービス別)
天然鮎の塩焼き。