さあ、暮れも押し迫った年末が近づき、なにかと仲間で乾杯!なんて 多くなりました。いつものお店ばかりでなく、古き良き時代のビヤホールへ 足を運んでみませんか?
東京に明治42年開業のビアホールが!!ランチョンの店名は英語で Luncheon(ちょっと気取ったlunchなどという意味)です。 初代・治彦さんが駿河台下の一角で西洋料理店を開業した明治42年頃には 近所に同業者がいないので、名前が無くても”洋食屋”で通っていたとの事です。

ところが、ご常連でそのころ最もハイカラだった音楽学校(現 芸大) の方たちから 『名前が無いのは不便だ!ランチョンと呼ぶのはどうだ』 と横文字で名付けられて、治彦さんは何語かも知らぬ侭、ありがたく 頂戴したのだそうです。今日まで 90年近く「ランチョン」という店名を 使っているそうです。
※写真は1930年当時のランチョン(昭和5年)
さてさて、そのランチョンの外観は、昔のイメージが残った レンガを基調とし、シックな雰囲気。靖国通り側は、全面ガラス張りでとても明るい 店内です。ここは学生街ということもり近所には安い居酒屋や食堂などが多数点在 しています。そのせいかランチョンには学生の姿がほとんどなく、客層はサラリーマンから OLさん、常連のおじいさんまで。逆にそれが店内を落ち着かせ、良い雰囲気をかもし出して いるようです。
ランチョン人気のメニューを伺いました。
洋食屋の定番中の定番!エビクリームコロッケ\1000、メンチカツ\950
他店ではちょっとみかけないランチョンオリジナルのキャベツ重ね焼き\1000。 このお料理は、キャベツとひき肉、インゲン、 にんじんなどを重ねコンソメで煮込みオーブンで焼いた物。ビールをひきたたせる 美味しさです。 それからキャベツ重ね焼きに続いてランチョンに行ったら是非食べてもらいたい ものが、ビーフパイ\1000。「ビーフシチューを気軽に手で食べられるようにしろ」と 言った常連の文豪が何十年も前に考案したしろもの!まさしくビーフシチューを パイ生地に包み油で揚げた料理です。ますますビールがすすみます。
メニューひとつをとっても、歴史をかんじられます。
◆ランチョンの歩み◆


1930年(昭和5年)

1973年(昭和48年)

1999年(平成11年)